高知県財団法人高知県文化財団様

高知県芸術祭開幕式典

企画運営・一部フライヤー

第61回高知県芸術祭にて、ホームカミングコンサートの企画立案と著作権管理、関連イベントの企画運営、ホームカミング関連のフライヤー制作、 John Cage/Living Room Music 実演用の映像制作を行いました。

ホームカミングコンサートでは、演者が得意とする多重録音をミニマムをベースに実演と解説を行い、同じような旋律を繰り返す中で小さな変化が積み上がり、気がつくと始まった時よりも多彩な響きが生まれてくるさまを感じていただいきました。

この度の芸術祭のために書き下ろされた「よさこい変奏曲」は、同じ旋律を用いてオーケストラアレンジ、ヒップホップ、エレクトロニカ、ミニマム、の4種類のバリエーションを展開していくというもの。
多くの方が日頃から身近に使用しているiPhone1台で演奏したエレクトロニカバージョンでは、客席のみなさんが前のめりになって手元をご覧になっていた姿が印象的でした。
金沢明子さんの美しい歌声をサンプリングさせていただいたヒップホップバージョンは大きく体を揺らしてくださるお客様と公共ホールの公共イベントとは思えない音圧に経験したことのない大きな一体感を感じるイベントになりました。

関連イベントでは、サンプリングや音の編集方法など実践的にDAWをレクチャーする場を設けました。演者との共演やDAWについての質疑応答を行ったこの企画は、若年層のお客様で満席、グストヴィラ・ヴィティスのガラス越しにご覧いただくお客様も。大盛況を得ることができました。

目次